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2022/6/3お役立ち情報

梅雨時期を快適に過ごす!おうちの湿気対策【床上編】

梅雨が始まります。この時期は雨の日が続いて部屋もジメジメして気分も憂鬱になりますよね。湿気をそのまま放置してしまうと、カビなどの問題が発生する可能性があります。前回は床下の湿気対策を紹介しましたが、
今回は床上の居住空間で簡単にできる湿気対策をご紹介します。
湿気を放置するとどうなるのかも確認しておきましょう。

梅雨の湿気と湿度について

梅雨とは、5月から7月頃にかけての雨の多い時期のことです。日本は湿度が高い日が多く、この時期は特に気温が上がり、空気中の水分量が増えます。そこへ雨が降ると空気に含まれる水分量がさらに多くなるため、湿度が上がるのです。気象庁のデータによると、2021年東京の相対湿度の年間平均値は69%で、最も低いのが2月の49%、6月は77%、7月は最も高い83%となっており、梅雨はいかに湿度が高いかがわかります。

湿気を放置するとどうなる?

湿気を放置するとカビや結露、虫の発生、体調不良の原因になる場合もあります。空気中の水分量が多くなりすぎると窓や扉が結露し、壁、床が濡れてしまい、そこからカビが発生する場合があるのです。湿度と温度が高い場所ではカビが繁殖しやすいので、浴室や台所といった水回りや、普段手が届かないところは要注意です。湿度が高いと体から水分が蒸発しにくくなるので、体にこもった熱が発散できずに体調が悪くなりやすく、さらにカビの胞子を吸い込むとアレルギー疾患などの病気になってしまうケースもあります。
湿度と温度が高いとダニも発生しやすくなります。
衛生的な環境と健康を保つためにも湿気対策を行いましょう。

カビや害虫の発生を防ぐために、自宅で簡単にできる湿気対策!

【換気をする】

雨の日には窓を開けるのをためらうかもしれませんが、空気の流れが止まると湿気がこもります。屋外よりも室内の方が、湿度が高くなっている場合もあるので、できるだけこまめに換気をしてください。2か所以上の窓やドアを開けると、空気の流れが作りやすくて効率よく換気ができますよ。風が入ってこないときには片方の窓の開け幅を狭くして、もう一方の開け幅を広くすると空気が流れやすいです。押入れや台所のシンク下、クローゼットも開けて、湿気を外に逃がしましょう。

【除湿機やエアコンを使う】

室内の適切な湿度は40~60%とされています。湿度を下げるために除湿機やエアコンのドライ(除湿)機能を活用するのもおすすめです。ドライ機能には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類あり、一般的なドライは「弱冷房除湿」で、湿度を下げながら弱冷房で稼働します。弱冷房除湿だと寒いと感じる場合は、室温を下げず、冷やした空気を暖め直して湿度だけを下げる「再熱除湿」を使いましょう。

ご参考:梅雨のジメジメを解消!冷房と除湿の使い分け PANASONIC

【衣類はしっかり乾かして収納する】

梅雨は洗濯ものが乾きにくく、衣類や寝具が乾ききっていないままで収納すると湿度がますます上がり、悪臭の原因になります。衣類は生地によっては吸湿性が高く水分を吸い込んでいる可能性があるので、風通しのよい場所で乾かしてから収納すると湿気がこもりにくくなります。タンスやクローゼットは閉め切ったままにせず定期的に解放して風を通したり、防虫剤を入れておくと、においやカビの予防になります。寝具も汗を含んでいることがあるので、ふとんは敷きっぱなしにせず、定期的に日当たりのよい場所で干すとよいでしょう。

【換気扇を回す】

浴室や台所、トイレなどの水回りは空気がこもりやすくカビが生えやすいですが、換気扇を回せば効率よく空気の入れ替えができます。窓がない部屋や、押入れやクローゼットの換気をしたいときも、扉を開けて換気扇をつければ空気の流れを作れます。換気扇から遠い場所では、扇風機やサーキュレーターを活用してください。

【結露は早めに雑巾や新聞紙で拭く】

結露はカビの原因にもなりますので、放置せずに水分を早めに拭き取りましょう。雑巾などで拭いても構いませんが、吸水性が高くて湿気を吸い取りやすく、消臭効果も期待できる新聞紙をつかうのがおすすめです。拭くときだけでなく、空気がこもりやすいシンク下や押入れにも丸めた新聞紙を入れておくと、湿気を吸い取ってくれますよ。

おすすめの除湿グッズ

【除湿機】

空気を取り込んで湿気を下げる除湿機があれば、効率よく湿度を下げられますし、衣類も乾きやすくなります。ポイントは、つかいたい部屋に置きやすいサイズのものを選ぶことです。 カビや部屋干しのにおいを防ぐ機能付きのものや、広範囲に風を届けてしっかり乾燥できるものもあります。


【2022年】除湿機おすすめ18選 梅雨の部屋干しも冬の結露対策もおまかせ
ビックカメラ

【扇風機】

窓がない部屋では扇風機やサーキュレーターをつかって、こもった空気を循環させましょう。押入れやクローゼットも、なかに向かって風を送れば換気できますし、窓がある部屋でも換気の補助として役立ちます。DCモーターの扇風機はACモーターよりも風量設定がしやすく稼働音も静かで、消費電力が少ないのが特徴です。シーンによってモード変更ができるものや、タイマーをセットできるものは、就寝時やお出かけの際にも便利です。


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【エアコン】

雨が降っていて窓を開けづらいときには、エアコンのドライ機能が活躍します。
選ぶときには設置したい部屋の広さに合うかどうかも確認してください。
清潔に保ちたい方は「内部清浄」機能や「抗菌・防カビフィルター」があるタイプにすると、カビの増殖やホコリの付着を抑えられます。


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【除湿剤・乾燥剤】

カビや害虫の発生を防ぐためにも、梅雨には除湿剤や乾燥剤が欠かせません。部屋に置いておくだけで吸い込んだ湿気が水として溜まっていくタンクタイプや、脱臭効果が期待できる炭がつかわれているタイプもあります。クローゼット用でつり下げるものや、靴用で靴の内側に入れるものなど、用途ごとに適した形になっているものもおすすめです。


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【布団乾燥機】

布団は汗によって湿りやすいですが、雨の日が続くとしばらく布団が干せないこともあるため、布団乾燥機があると便利です。素早くしっかりと乾燥させられ、機種によっては温風によるダニ対策もできます。専用のノズルを付ければ、布団だけではなく濡れた靴や小物の除湿ができるタイプもあります。


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【除湿シート、除湿マット】

ふとんの下には湿気が溜まりやすいですが、除湿シートを敷けば通気性が高まり、快適に眠りやすくなるでしょう。カビやダニの発生を防ぎ、床を保護するためにも役立ちます。押入れにふとんをしまうときにも、床とふとんの間にすのこ状になっている除湿マットを敷いておくと、風通しがよくなり、湿気を逃がしやすくなります。


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【重曹】

料理や掃除にも使えて万能な重曹には、除湿や消臭をする役割もあります。瓶に重曹を詰めてふたを開けておくと空気中の水分を吸い込むため、トイレやシューズボックス内などの空気がこもりやすい場所に置きましょう。重曹が固まったら取り替えます。固まった重曹は、掃除のときに汚れを落とすためにつかってもよいでしょう。

【カビ取り・防カビ剤】

カビが気になる方は、カビを防ぐ「防カビ剤」や、発生したカビを除菌する「カビ取り剤」を活用してみてください。防カビ剤は霧状に噴射するか、スプレーとして都度つかうか選べるタイプが人気で、浴室だけでなくエアコン内部やクローゼットでも使えて便利です。カビ取り剤は洗剤としても使えるものは、掃除のときにも活躍するでしょう。


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まとめ

まだ試したことがない方法があれば取り入れて、
しっかりと湿気対策をして梅雨を快適に乗りきりましょう!

おうちのメンテナンスに関してのご相談は、
ダイヤ工務店にお問い合わせください。

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