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2021/5/7お役立ち情報

ハウスクリーニングを業者へ依頼するのは有り?無し?

【ハウスクリーニングと普段の掃除との違いは何?】

ハウスクリーニングとは、掃除の専門業者などに家に来てもらい、素人では掃除しにくいところや手の届きにくいところも含めて、必要な箇所の清掃をしてもらうことです。
自分で掃除をすれば、それなりの時間も労力も掛ります。
そのうえ、実際の仕上がりに納得できないことも多いでしょう。

プロのハウスクリーニング業者に頼めば、短時間で誰もが納得できる仕上がりにしてくれます。
ハウスクリーニングをしたいと思ったときにやるべきことは、以下の3点だけです。

●ハウスクリーニングの業者選び
●業者を家に招き入れるスケジュール調整
●お金の支払い

【ハウスクリーニングを業者に依頼するメリット】

掃除は依頼するものではなく、自分でするべきだと考えている方も多いかもしれません。
ただ、共働きのご家庭や小さなお子様や高齢者が居られるご家庭の場合、なかなか掃除に多くの時間が取れないことはあると思います。
特に高齢者の場合は、無理に掃除をすることで、転倒して怪我をすることもあります。
掃除をしなくてはいけないとストレスを抱えるより、時間と労力とのバランスを計り、専門業者へ依頼してみるのも一つの手段と考えるかたが増えているのです。

掃除が行き届かないことで、気が付くとカビが繁殖していたり、手の届きにくい部分のホコリまでは取れていなかったり、高いところの窓掃除までは手が回らなかったりします。
いつか時間ができたらやろう!年末にまとめてやろう!と考えている間に、どんどん汚れは酷くなり、時間の経過と比例して、綺麗にするには時間と労力が必要となります。

またハウスダストやカビアレルギー体質の場合は、掃除の頻度や方法は健康に直結します。
特にお子さんがいらっしゃる場合、「掃除はしたいけど、掃除機をかけるときにホコリが舞い上がり心配」というのは、とてもよく聞く問題です。

毎日の掃除を依頼することはできなくても、何カ月かに1度などのサイクルを決め、部屋中を徹底的に掃除してもらうのはいかがでしょうか。

一度綺麗にしてもらうだけで、次からの掃除の時間と労力を最小限に抑えることができます。そのうえ、折角綺麗になったからと今までしていなかった掃除を細目にするようになるかもしれません。
興味がある方は、まずはお試しに部分掃除を依頼してみて、様子を見ることをオススメします。

 

【依頼が多い箇所のハウスクリーニング】

ハウスクリーニングの掃除箇所は、家全体にわたりますが、特に依頼が多い箇所の清掃の内容をご紹介します。
掃除方法は、業者により異なりますので、業者に確認することをオススメします。

●エアコン
エアコンの室内機/室外機の掃除。
※室内にモノがある状態での作業がほとんどなので、家具を汚さないようにカバー、エアコンを傷つけないよう適切な洗剤・道具で掃除をする。

●フローリング
フローリングのワックスはがし/ワックスがけ。
※さらに美しい仕上がりにするために、以前のワックスを一度はがし、再度下地とワックスを塗り込み、専用の道具でスピーディーに仕上げます。

●換気扇
換気扇すべての掃除。
※レンジフード(シロッコファン)/プロペラファンいずれにも対応可。
高所にある重たく汚れた部品を取り外し、頑固な油汚れに適した洗剤やお湯で丁寧に掃除、しっかり水気を取った後で部品を元通りにつけなおしてくれる。

●壁紙
壁紙(クロス)の部分的、もしくは全体的な掃除。
※壁紙のくすみ汚れを落としたり、部分的な傷をペイントやパッチワーク作業でほぼ元通りにしたりする。

●浴室
お風呂場全体の掃除。
※特に掃除が難しいカビ取りや鏡のウロコ取り、排水口掃除。
徹底的な掃除の場合は、浴槽のエプロンを取り外し、浴室内をくまなく綺麗になります。

●トイレ
トイレ全体の掃除。
※特に手入れが難しい便座縁裏の尿石取りや、便器と床の境目の掃除。
便器に汚れが付きにくくなるようコーティングをしてくれることもあります。

 

【ハウスクリーニング業者選びのポイント】

では、ハウスクリーニングをお願いしてみようと決めても、実際に何処の業者へ依頼したら良いかが最も迷うところだと思います。
まずは遠慮せずに疑問や不明点を業者へ聞いてみてください。
その対応の仕方で、業者の良し悪しが判断できるものです。

せっかくお金をかけて大切な財産のお家をクリーニングする訳ですから、納得の行くまで調べてみることや、できるだけ質問してから依頼をすることが失敗しない業者選びのポイントです。
適切な業者選びには下記の5つのポイントを押さえておきましょう。

●クリーニング料金の相場を事前に調べる
業者ホームページから料金比較をしてみる。
ホームページを調べるのが億劫な場合は、電話で問合せするのも一つの方法です。

●見積書を必ずもらう
口頭だけでは、トラブルの原因となります。
殆どの業者は、見積は無料で対応してくれます。
何社か選び、相見積を依頼することも重要です。

●作業範囲やどんな人がクリーニングをするのか必ず確認する
業者により、どこまで清掃するのか方法が異なったりします。
料金が安いと思って依頼したらそこは別料金と言われ、追加料金を請求されることがあります。
また、大手フランチャイズ店はアルバイトで対応する事もあるようなので注意は必要です。

●業者へ要望をしっかり伝える
気になる汚れの箇所や、どの程度綺麗になるかを確認しておくことが大事です。
見積のためにお家へ訪問されたときに、しっかり希望を伝え、そのうえでの見積を貰いましょう。

●損害賠償保険加入業者であるか確認しておく
加入していないハウスクリーニング業者がいるのも現実です。
業者は、あくまでも他人です。
他人が家へ出入りするわけですから、もしもの場合を想定しておく必要があります。

(※ハウスクリーニング口コミサイト「イエクリン」より)

 

【ハウスクリーニングの参考価格】

料金設定は、業者により様々ですが、大手の料金の一部をご紹介しておきます。
インターネットで、各業者のホームページで料金を調べて比較することは難しいかもしれません。そんなときは、一括見積サイトを利用するのも良いかもしれません。

(※ハウスクリーニング一括見積サイト「ズバットハウスクリーニング」より)

●おそうじ本舗の「お手伝いパック」
スタッフ1人×3時間で15,000円
例1:風呂場カビ落とし+蛇口や鏡の水垢取り+トイレ清掃。
例2:家(部屋)全体の掃除機+拭き掃除+キッチン回り+トイレや風呂場の水回り。

●ダスキンの「ハウスワイドサービス」
ワンルームや1Kの部屋23,760円~
水回り(キッチン+風呂場+トイレ+洗面台)+窓ガラスやサッシ、網戸掃除相場。

 

【ハウスクリーニングについてのまとめ】

今や、大掃除の代行や家事代行としてハウスクリーニング業者に依頼する方が増えています。
ハウスクリーニングというと、どうしても大掛かりなものというイメージを抱いてしまいますが、家事の延長上としてのサービスもあります。
家の汚れはココロの疲れと比例して溜まっていくようなもの。
でも逆を言えば家事に余裕があれば、ココロにも余裕ができるのかもしれません。
忙しい方、お子さんがおられる方、ご高齢の方こそ、「ハウスクリーニングをうまく使おう」と考えてみてください。