コラム
2021/1/22リフォーム
冬の窓ガラスに起こる結露について
結露とは?
寒い冬になると、お風呂上がりや、エアコンをつけたまま朝を迎えると窓ガラスに水滴がついていることがありますよね。
また夏には、よく冷えた飲み物を注ぎ、時間が経つとコップの表面に水滴がついていたり・・・。
どちらも結露が発生している状態です。
なぜ結露が起こるのか
結露には、気温と飽和水蒸気量が大きく関係します。
飽和水蒸気量とは、1m3の空気中に含むことができる最大の水蒸気量のことを指し、気温が低くなると飽和水蒸気量は小さくなります。
エアコンなどで暖められた室内の空気が、冷たい窓ガラスに触れると急激に空気が冷やされて、空気中に含める水蒸気量が小さくなり、水滴となってガラス表面に現れます。
結露でガラスが濡れたまま放置すると
放置した水滴は、窓枠の木材などのカビの原因になります。
さらにカビを放置すると、喘息やシックハウス症候群など様々な病気へのリスクが高まる恐れがあります。
結露の対処法
●もし結露で窓ガラスが濡れていたら、新聞紙やワイパーなどでこまめに拭き取りましょう。
●エアコンなどで部屋を暖める時は、結露の発生を少しでも抑えるためにカーテンを閉めましょう。そうすることで窓ガラスと室内の間に空気層ができ、窓際の急激な温度変化を抑えることができます。
●築20年以上のお家の窓ガラスは、断熱性能の低い1枚ガラスが多いので、既存の窓の内側にもう一つ窓を取り付けて二重窓にしたり、窓を複層ガラスに交換することで窓の断熱性を高め、結露を防ぐことが期待できます。
毎朝ワイパーで結露を取り除くのは大変ですよね。
ご自分でも試せる簡単な方法でも改善しない場合は、
頼れるプロにご相談してみてはいかがでしょうか。
ダイヤ工務店で出来ること
ダイヤ工務店では、結露を防ぐために、外断熱工法・内断熱工法の工事も承ります!
●外断熱工法・・・住宅の柱の“外側”から断熱材を施工します。建物全体を包み込むため気密性が高く、結露が発生しにくいメリットがあります。
●内断熱工法・・・日本では一般的な工法で、柱の“間”に断熱材を設置します。外断熱よりも設置する面積が小さいため、コストが抑えられます。
断熱工事は、誤った施工をしてしまうと、かえって結露が悪化してしまう恐れがあります。
ダイヤ工務店では、築年数や状況から判断して、お家に合ったご提案をさせていただきます!