コラム
2022/7/22すべて
悩んだ時の参考に! 種類別壁紙の特徴
住宅の内装を選ぶ時に、特に悩む事の多い壁紙選び。
「どれを選べば良いのか分からない…」と悩む人も多いでしょう。
沢山の種類の中から選んだのに、いざ完成してみたら「思い描いていたイメージと違う…」と後悔したくはないですよね。
そこで今回は、代表的な壁紙の種類や特徴についてご紹介していきます。
壁紙の種類
一口に壁紙と言っても様々な種類があり、壁紙によって、様々な特徴を持っています。
まずは、日本の住宅で主流の、6種類の壁紙についてご紹介します。
・ビニールクロス
ビニールクロスは、最も一般的な壁紙で、多くの住宅で使用されています。
塩化ビニール樹脂を主原料に作られており、素材の特性上、様々な加工が出来るので、
色や柄の種類が豊富で、価格も比較的安く、お手入れもしやすいのが特徴です。
また、消臭・抗菌・防カビなど機能性を備えた壁紙もあります。
・紙クロス
紙クロスは、紙を主原料に作られた壁紙で、空気を通したり、音を吸収する特徴があるので通気性の良い部屋にしたい場合はおすすめです。
ただし商品によって、水拭きが出来る物と出来ない物があるので、注意が必要です。
・織物クロス(布クロス)
織物クロスは、木綿・麻といった自然素材を使用した物とポリエステル・レーヨンなどの化学繊維を使用した物があります。
高級感や重厚感があり、高級ホテルや美術館で良く使われています。
破れにくく頑丈で、水に濡れても伸びにくいという性質があります。
・木質系壁紙
木質系壁紙は、薄くスライスした天然木やコルクに、紙などを貼り合わせて作られた壁紙です。
自然素材で作られているので、調湿性や保温性・吸音性に優れており、温もりのある雰囲気のため、カントリー調の空間を作りたい時におすすめです。
ただ、他の素材の壁紙に比べると高額なものが多いです。
・無機質系壁紙
無機質系壁紙は、珪藻土や漆喰といった自然素材の土やガラス繊維を元に作られています。
不燃性の素材を使用しているので、防火性に優れており、塗装した壁のようなザラザラとした質感が特徴的です。
水拭きをするとシミになってしまう可能性があるので、お手入れには注意が必要です。
・オレフィン壁紙
オレフィン壁紙は、合成樹脂から作られており、ビニールクロスに近い性質を持っており、
汚れに強く、傷つきにくい特徴があります。
ビニールクロスと比べると、価格がやや高い点が短所ですが、デザイン性の高さ・お手入れのしやすさに優れているのでおすすめです。
壁紙選びのポイント
ここまで、主流で使われる6種類の壁紙の特徴についてご紹介してきました。
今度は、壁紙選びのポイントについて考えてみましょう。
・全体の統一感を考える
好きな色や柄を好きなように選ぶのも良いですが、何も考えずに選んでしまうと、住宅全体で見たときに統一感がなく、落ち着かない空間になってしまう可能性があります。
そこで、色のトーンやデザインを合わせ、全体の統一感を意識する事で、落ち着かない空間になることを防ぐことが出来るでしょう。
・それぞれの部屋に合わせた壁紙を選ぶ
壁紙は、素材によって様々な特徴をもっていますが、それ以外にも簡単に汚れを落とせる機能や消臭・抗ウィルス・防カビ・防火など、様々な効果を付与した壁紙が販売されています。
部屋の環境をあらかじめ把握しておき、各部屋に合った壁紙を選ぶと良いでしょう。
まとめ
壁紙は部屋の印象を決める大切な部分、それゆえ壁紙選びは誰もが悩むものです
ここで紹介した、各壁紙の特徴や機能を参考にして、納得のできる壁紙選びをしていきたいですね。
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