コラム
2021/5/19暮らしの情報
梅雨時期の湿気対策〜とても簡単!住まいを長持ちさせ快適に過ごすコツ
今年は例年よりも早く、梅雨がやってきました。ジメジメとした空気で、家中どこにいても湿っぽい、窓は結露したりなど、
梅雨時の湿気は不快感が大きい上、健康にも住まいにも良いものではありません。
そこで今回は、とても簡単に実践できる、梅雨時の湿気対策をご紹介します。
「開けるだけ」の簡単換気
湿気を防ぐには換気が大事です。コロナ禍で、換気は習慣化しているかもしれませんね。
部屋の出入り口のドアだけではなく、押し入れや靴箱、クローゼットの扉もなるべく開放して空気を入れ替えましょう。
習慣化すると簡単でとても有効です。
見落としがちなのがキッチンのシンク下や、洗面台の下です。
水を使うので湿気が多く、さらにお湯を流した時には排水パイプを通じて熱が伝わるので、
カビが発生する条件がそろう場所です。
お掃除のついでにしばらく扉を開放しておきましょう。
収納スペースは物を詰め込み過ぎない様にし、物と物の間隔にゆとりをもたせるとよいでしょう。
この機会に断捨離をしてみるのも良さそうです。
さらに、月に1回程度は収納している物を全部出して湿気がこもらないようにすると、
より効果的です。
天気が良くない日は換気を怠りがちですが、最初は意識的に適度な換気を心がけてみてください。
収納する前によく乾かす
水分を含んだものを押し入れやクローゼットに入れると当然湿気が充満してしまいます。
特に梅雨時期の洗濯物や、夏場の衣類やリネンなどは、水分をたっぷりと含んでいるので、
すぐにクローゼットに入れるのは避けて、しっかりと乾かしてから収納するよう心がけましょう。
また、毎日使っている布団は、夜寝ている間に出た汗をたっぷりと吸い込んでいます。
梅雨時は外に干すことは難しいので、布団乾燥機を活用しましょう。
空気の流れを作る
空気の流れが止まっていると湿気を含んだ空気がよどんでしまい、カビが生える原因になってしまいます。
例えば、家具は壁にくっつけずわずかに隙間を開ける、
押し入れの布団と棚板の間にすのこを敷く等、空気の流れを確保できるよう工夫をしましょう。
扇風機やサーキュレーターを使って空気の循環をすることも効果的です。
また、エアコンや除湿器を使うことと併用して、換気や物の置き方の工夫で空気を通りやすくし、
今年の梅雨は心身ともに爽やかに健やかに乗り切りましょう。
以上、簡単な住まいの湿気対策はある程度できますが
他にご自身でできない住まいのお悩みがございましたら
気軽にご相談ください。