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2023/1/15すべて

「土に還る外構素材」

「土に還る外構素材」

2023年、新たな年を迎えました。
こちらのコラムコーナーはお家のリフォームの内容が中心ですが、記事をご覧になった方々の気持ちもリフォームできるような新しい情報やリフォームのアレコレをお伝えできればと思います。
さて、今回は環境問題に配慮したエクステリア材料の紹介です。

【固まる土】

固まる土、自然土舗装材とも言いますが、乾燥真砂土と固化剤をミックスした製品のことで、水を撒くことによってサラサラのパウダー状のものが硬化、しっかりとした固さのあるものへと変化する舗装材のことです。

エコグローブ 自然土舗装材


施工自体を土系舗装といい、環境保護や景観を重視した公園の歩道や植樹帯などの公共工事や民間工事でも自然土舗装材は使われています。
優れた透水性・保水性はヒートアイランド現象の緩和に繋がる新素材として注目されています。
比較的施工が簡単な為、土系舗装材をホームセンターなどで購入し自宅の庭にDIYする方も増えています。

 

自然土系舗装材エコクリーンソイル

エコクリーンソイルは、天然の真砂土(花崗岩が風化した粗目の山砂)に無機系の固化剤と添加剤を混合したものです。
自然由来ですので、金魚の水槽内のレイアウト材にも使えます。

【注意点】

土系舗装は施工のやり方によって水はけが悪くなったり、耐久年数などが変わってきます。 間違った施工方法による施工ムラなどが原因で仕上がりが悪くなったり、すぐヒビが入るようになることもあるので、注意しましょう。
勾配をつけたり下地の砂利からしっかり施工したい場合は、業者さんに一度相談してみることもお勧めします。

【まとめ】

プロが施工をすれば、大きなひび割れや、施工後すぐにボロボロになったりすることもありません。固まる土で舗装した場所は、雑草が生えにくくなり、お手入れが楽になります。
仕上がりも自然な色合いで、お庭にマッチしやすいかと思います。コスト面では砂利を敷く場合より割高になるので、ホームセンターやお近くの工務店で相談してみても良いのではないでしょうか。

 

・挿入イメージ画像出典元
「写真AC」 https://www.photo-ac.com/

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