コラム
2021/2/26メンテナンス
お家の防水大丈夫ですか?
腕時計やスマートフォンの防水機能付きという言葉を見聞きすることはあると思いますが、お家にも防水という概念があるんです。
特に勾配の無いタイプの屋根の屋上やベランダ、外壁の継ぎ目などに防水処理が施されています。
お家の防水とは主に雨漏り対策ということなります。
お部屋に雨漏りしていればすぐ気づいて修繕工事を行うことになるかと思いますが、建物の内部の漏水やわずかな雨漏りは、気づかないうちに木材やコンクリート、鉄骨などの建材の劣化を早めてしまう恐れもあります。
防水工事には様々な工法があり、FRP・ウレタン・シート(塩化ビニール/ゴム)防水といった種類があります。
ウレタン防水 FRP防水 シート防水
(出典:リフォームガイド)
建物の構造の状態や既存防水層の種類などによって、適切な防水工法を選定する必要があります。
ベランダやバルコニーの床の下地の上に「防水層」を作り、その表面に「トップコート」という「紫外線から防水層を守る」保護塗料を塗ることで構成されています。
トップコート
(出典:リフォームガイド)
ベランダの防水層の種類としては、「FRP防水」、「ウレタン防水」が主流です。
また合成ゴムや塩化ビニール樹脂で作られた「防水シート」を貼る工法もあります。
この他に、屋上向けの工法でアスファルトを合成繊維不織布に含ませて防水層を形成する「アスファルト防水」もありますが、ベランダやバルコニーに使われることはほとんどありません。
体の健康管理と同じく、お家の為にもベランダやバルコニー、屋上の防水処理や定期的なメンテナンスはかかせないと言えるでしょう。
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ダイヤ工務店
参考:阿部防水 雨漏りと防水工事の情報サイト→防水工事の基礎知識
リショップナビ ベランダの防水はFRP・ウレタン・シート、どれが良い?トップコートの塗装時期は?
リフォームガイド