コラム
2022/9/23お役立ち情報
事前準備で被害を少なく 台風対策
年々大型化し、全国各地に甚大な被害をもたらしている『台風』
地球温暖化の影響で、今後ますます大型化していくことが懸念されています。
そんな台風から家族や暮らしを守るためには、何よりも事前の備えが大切です。
そこで今回は、台風の被害から大切な家を守る台風対策についてご紹介して行きます。
台風の際に、住宅が特に被害を受けやすい箇所は『窓』『外壁』『屋根』の3つの部分です。
実際、どんな被害を受けるのか?どんな対策をすれば良いのか?を順番にご紹介します。
①窓
台風の暴風に対して、特に被害を受けやすい部分が窓になります。
強風だけで窓が割れる可能性は低いですが、強風によって飛ばされた看板、植木、屋根瓦などの飛来物が窓に衝突することで被害をもたらします。
割れたガラスの破片で大ケガをしたり、割れた窓から雨が吹き込むことで腐朽やカビが発生したり、強風が室内に流れ込むことによって屋根が吹き上がってしまうこともあります。
窓を強風や飛来物から守るには、シャッターや雨戸が効果的です。
シャッターや雨戸があれば、飛来物によって窓ガラスが割れることを防ぐことができます。
出典:YKKAP
出典:LIXIL
また、シャッターや雨戸の設置が難しい窓には防犯用の複層ガラスを使用すると、飛来物が当たって窓ガラスが割れたとしても、ガラスが飛散しにくく被害を抑えることができます。
出典:YKKAP
②外壁
外壁が台風によって受ける被害は大きく分けて2つあり、強風によって外壁の一部が損傷したり、目地部分のコーキングの剥がれた部分から雨水が侵入し、雨漏りの原因になったりします。
外壁の状態を素人が確認するのは難しく、実際に被害を受けてから状態を把握することが多い部分になります。
ですので、定期的に専門家に依頼して外壁の状態を確認しておくことをおススメします。
③屋根
屋根は強風の影響で、瓦や屋根材が飛散してしまったり、瓦や屋根材が剥がれてしまった部分から雨水が侵入し雨漏りの原因になったりします。
また、強風によって剥がれて飛散してしまった瓦が飛来物になり、他の住宅や人に被害をもたらしてしまうこともあるので、屋根の状態を定期的に確認して、補強や修繕を事前に済ませておくことが大切です。
まとめ
台風の被害をすべて防ぐことは非常に難しいですが、事前に対策を行うことで被害を最小限にとどめることは可能です。
少しでも不安がありましたら、一度専門家に相談してみることをおススメします。
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