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2021/9/3すべて

畳でなごむ和の世界

畳でなごむ和の世界


出典:キツタカ

最近はフローリングの住宅が多くなっていますが、やっぱり「畳」が一番落ち着くという方も多いのではないでしょうか。
新しい畳の香りが好きという方も多いかと思います。
畳に使われる「い草」には「フィトンチッド」というリラックス効果のある成分が多く含まれているんです。「い草」にはその他、消臭、脱臭やアロマ効果、ストレス軽減等様々な有効な成分が含まれていて、何かとストレスを抱えやすい現代社会にぴったりな素材といえるのではないでしょうか。

今回は畳の魅力を少しでも紹介できればと思います。

 

【畳の歴史】

なんと畳は日本固有のものなのです。

「古事記」にも菅畳や皮畳という記載があり現在の畳の原型のようなもので、コモやムシロを重ねて敷いていたものと推測されています。

畳が今のような形状になったのは平安時代からで、現在のように部屋全体に敷く形態ではなく、板敷に座具や寝具として置く使い方をしていたようです。

本格的に畳が庶民のものとなったのは江戸時代からです。

千利休が広めた茶道によって、庶民にも部屋全体に畳を敷く文化が広がりました。

そして、これまでの畳は野生のものを使っていましたが、江戸時代からは本格的にい草の栽培が始まり、職業としての「畳屋」「畳職人」が生まれたのです。

【畳の多様性】

現在はフローリングが全盛で、畳のある和室は減少しています。しかし最近では、化学素材を使い維持しやすい畳や、フローリングに置く畳など、私たちの生活の変化に合わせた畳が作られており、再び畳人気が復活してきています。

なかでも、琉球調畳の人気が上昇してきており、リフォームをきっかけに琉球調畳を敷く方も増えています。カラーバリエーションも増えており。様々な色の畳を使用してモダンな雰囲気を演出できます。


出典:たたみのこうひん

最近では、インテリアに取り入れたい外国の方が増えている畳。日本国内での畳人気も復活してきていることもあり、畳によってリラックスできることが国内外問わず人気の要因といえるのではないでしょうか。

リフォームで、魅力たっぷりの畳のあるお部屋もご検討してみてはいかがでしょうか

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ダイヤ工務