コラム
2021/7/16すべて
雨漏りが好きな人はいませんよね
雨漏りが好きな人はいませんよね
築年数の古い家になると、雨漏りの危険性は高まります。
夏場の台風シーズンは特に雨漏りに注意したいですよね。
【雨漏りとは】
雨水が建物の内部に侵入することで、水滴が落ちてきたり壁や天井などに染みができたりします。
【原因】
主な原因は経年劣化による家の外部の隙間から雨水の侵入です。
外壁のヒビやコーキング補修した場所に隙間ができてしまうことがあります。
他にも台風や地震などの自然災害によって同様にヒビや隙間ができてしまうこともあります。
その他、施工不良であったり、外的な要因で損傷した場合などが考えられます。
一般的に雨漏りは屋根・外壁・ベランダ・窓サッシなどから起こりやすいといえます。
【原因究明】
雨水は様々な箇所から侵入する可能性があり、侵入場所と実際に雨漏りが起きる場所が違うこともあります。
そのため、雨漏りの場所や原因を特定するのは難しいことがあります。
何度も修繕工事をして、ようやく雨漏りの修繕が完了することもあります。
それほどまで雨漏りの修繕は難しいものなのです。雨漏りの原因を突き止める作業をしっかり行うことが重要と言えます。
調査方法は「目視」以外にも「放水調査」「発光液」「サーモグラフィー」等の道具を使用する調査方法があります。金額もかかることなので、被害状況等を担当者と相談して納得の行く方法で調査をお願いしましょう。
「発光液調査」
紫外線に反応する専用の調査液を浸入口と思われる箇所に散布し、屋内から紫外線を投射すると調査液が伝わった所は青白く発光し、雨漏りの浸入箇所や経路が特定出来る調査方法です。
「サーモグラフィ調査」
高感度赤外線カメラを使用して雨漏りの原因を突き止める方法です。
【まとめ】
雨漏りをそのまま放置しておくとシミやカビの原因になる以外にも、木材の腐食や鉄骨がサビてしまう場合があります。
また漏水によって漏電が起こる危険性もあります。
普段の点検も欠かさず、雨漏りが起きたら早めの調査・修理をおすすめします。
参考サイト
株式会社テストー https://www.testo.com/ja-JP/
一般社団法人 全日本雨漏調査協会 http://zenkoku-amamori.com/index.html
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ダイヤ工務店