コラム
2021/6/4すべて
床材選びアレコレ
床材選びアレコレ
皆さんのお住まいの床はどんなタイプですか?
床材といえば、フローリングの他にも人気のクッションフロア(建築業界ではCFと言われています)やフロアタイル等が選択肢にあがると思います。
クッションフロアって木目調だけど、フローリングと何が違うの?
どの素材がいいの?
等、気になる部分についてお話したいと思います。
【フローリング】
フローリングは、リビングなどに使用されることが多く、木材特有の温かみや質感を感じることができ、落ち着きたい居住空間に適しているのといえるかも知れません。。
フローリングには、無垢フローリング(無垢材単層フローリング)と合板フローリング(複合フローリング)があります。
無垢フローリングは天然木の木目が美しいのが特長です。
合板フローリングは薄い板を何枚にも重ねた集成材です。裏にスポンジをいれた防音フローリングなどもあります。
【クッションフロア】
クッションフロアは塩化ビニール素材のシート状の床材です。
建築業界では「CF」と省略されます。
水を弾くことが特徴で、キッチンや洗面所、トイレなどの水回りに施工されることが多いです。
フローリングに比べ安価で様々なデザインがあるため、水回り以外の部屋でも用いられることが多く、最近ではDIYリフォームで使用されることも増えてきました。
防音材を組み合わせた、防音性、衝撃吸収性に優れる素材もあります。
また、住宅用以外に土足用や店舗用といった製品もあり、住宅用の製品よりも耐摩耗性や対汚性を高めた製品など数多く製造されています。
【フロアタイル】
フロアタイルとはクッションフロアと同じく塩化ビニール素材の床材です。
フロアタイルはその名の通り「タイル」です。
デザインされる木目や石目柄は凹凸を立体的に再現され、リアルなものになります。
また、クッションフロアと違いクッション性が少なく、素材が硬いので傷などに強く丈夫で土足にも対応している物もあります。
しかし、タイル状の素材を敷き詰めて使用するので、繋ぎ目部分から水が入り込むので注意が必要です。
耐久性で選ぶならフローリング、特に複層フローリングは板が反りにくいのでより耐久性があると言えます。
しかし、クッションフロアはフローリングの半額ほどで施工できるため、デザインの多様性も含め、後々貼りかえるつもりでクッションフロアを選択する方がいい場合もあります。
どの素材も一長一短あり、甲乙付けることは難しいですが用途や予算に合わせて考えるべきでしょう。
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ダイヤ工務店